2019年 YNU山菜料理プロジェクト

 

201976(土)

参加者  宮田、土橋、片柳、松本()、泉、森、川本、松本()、小池

高校生参加者  3名

 

イベント趣旨

 都市の自然を知り、それを利用するライフスタイルを開発して社会への普及を図る。今回は身近な緑地(横浜国立大学内)に自生している野生植物を採取、調理し、試食をすることでライフスタイルとしての実現可能性を検討する。

 

実施行程

 

9:00

国大西バス停に集合

9:30

勉強会

10:30

YNUのキャンパス内で山菜採取

12:00

昼食

13:00

調理

15:00

試食

16:00

片付け

17:00

解散

 

 

勉強会

今日の山菜レシピ(森)

横浜国大キャンパスに自生する山菜(片柳)

日本の山菜文化(土橋)

山菜の経済効果と地域振興(宮田)

クズの生態と利用(松本三)

山菜の資源管理と行列モデル(小池)

 

 

調理

 

  アマチャヅル茶       ドクダミ茶       ササ茶(アズマネザサ)

 

 ミツバと卵の味噌汁   クズ新芽のごま和え        おひたし

                        (ミツバ,フキ葉柄,フキ葉身)

 

    天ぷら      クズ新芽のベーコン巻き   フキ葉身のベーコンエッグ

(ヤマグワ,フキ葉身,クズ新芽)

 

試食によるお薦めメニュー(全7名中の推奨人数)

お茶のお薦め ササ茶(6名),アマチャヅル茶(1名)

副菜のお薦め クズ新芽のごま和え(4名),ミツバのおひたし(3名)

主菜のお薦め ヤマグワ葉の天ぷら(5名),フキ葉身のベーコンエッグ(2名)

 

 

感想

山菜採取の際に大学内を見回った。普段何気なく通っていた道に誰もが知っている山菜があったり、知っている植物が実は食べられるものであったりと多くの発見をすることができた。そして、調理をした。元々、ほんとに食べられるものなのかなど不安に思うものがほとんどであった。しかし、試食をしてみると基本的にはどれもおいしく食べることができた。ただし、くずの細い茎は堅いものが数本存在し、フキの茎が少しすじを感じるなどと食べにくいものも存在した。採取部位や下処理に対して理解を深めることがこの課題の解決につながると考える。

 

 

次回に向けて

主菜や副菜にあわせる白飯をなくして茶会のような軽い試食会としても良いかもしれない.

今回以上に太く柔らかい部分だけ使うとか(クズ),綺麗に皮むきする(フキ葉柄)などで食感を食べやすくすると良いかもしれない.

おいしい種類だけでは普通の食事会になってしまうので,いろいろな種類を食べ比べると楽しいかもしれない.