―都市の自然を楽しむライフスタイル―
横国を食べよう!
●本イベントの概要●
横浜国立大学のキャンパス内にはえている食べられる植物を調査・採集し、実際に調理して、試食をした。
●当日の様子●
◆当日を迎える前に、キャンパス内にどんな植物があり、それらがどこに分布しているのかを調査した。また、その植物を使ったメニューについても調査した。
イベント当日はまず、キャンパス内を歩いて植物を採集した。今回は、マテバシイとスダジイのどんぐ り、ヤマノイモのむかごを採集した。それ以外にも、ブドウ、ギンナンなどを収穫した。
◆採集を終えた後、いよいよ調理にとりかかった。今回作ったメニューは、むかごの炊き込みごはん、むかごの煮っころがし、どんぐりクッキーである。また、採集した植物を使ったわけではないが、食事の足しとして豚汁も作った。
調理はあらかじめ問題なく終えることが出来た。ただ、どんぐりクッキーを作るために、どんぐりのあく抜きなどをしなくてはならなかったため、想像よりも調理に時間がかかってしまった。
◆最後にいよいよ試食をした。まず、むかごの炊き込むごはんと、むかごの煮っころがしは、むかご
独特の食感が感じられ、美味しく食べることが出来た。また、どんぐりクッキーにはマテバシイとスダジイの2種類のクッキーを使用した。そのため、2種類のどんぐりの味や食感の違いも楽しむことが出来た。
キャンパス内の植物の種類や分布、当日に作るメニューなどをしっかり下調べしていたため、今回のイベントは楽しく終えることが出来たと思う。
学んだこと
実習の前には4回勉強会を開催し、
植物採集に関する法律
横国に生えている食べられる植物
野生植物の調理法
などについて学んだ。
イベントの反省
今回は外部の参加者を募ったが、参加者は集まらなかった。 宣伝が小規模だったので、これから参加者の募集に力を入れる必要があるだろう。
植物の採集、調理ともにスムーズに進めることができた。料理はおいしくできたようで、参加メンバーからの評判も良かった。めったに経験できないイベントだったので野生植物資源を利用した地域の活性化などにもつなげられると感じた。